３月２７日（月）に、この度の人事異動で本校を離任される４名の先生方とのお別れの会を行いました。コロナ禍を境に、お別れの会を実施しない学校が増えている中ですが、少人数のため担任以外の先生方にお世話になる機会が多い本校は、今年度も敢えて実施させていただきました。
　代表でお別れの言葉を述べることになった子どもたちは、これまでお世話になった先生方との思い出を振り返りながら、心がこもったお手紙を準備してくれました。その他、花束を渡す係、サプライズでエールを送る係、花のアーチで見送る係など、当日の朝にリハーサルを１回行っただけで、全員がしっかりと自分の役割を果たしてくれました。６年生を送る会、卒業式を経て、進級する自覚と責任が芽生えてきているのだなと頼もしく思えました。
　本校で３年間勤務した５・６年生の担任は、お別れの挨拶で、
「他の学校に異動するのは２回目だが、前の学校は新型コロナの臨時休校で、２月からクラスの子どもたちと会えないまま手ノ子小学校に異動になった。今回は、こうして全校のみんなとお別れできてよかった。」
といった話をしました。他の３名の先生方も、子どもたちとの思い出やこれから期待したいことなどを伝えてくれました。お別れする先生方にとっても、子どもたちにとっても、お別れ会を開いてよかったと思いました。春休み中にも関わらず、登校させてくださった保護者の皆さまに感謝申し上げます。
　 お別れ会に参加した子どもたち一人一人が、先生方との思い出を胸に刻み、次に先生方とお会いする時には、成長した自分の姿を見せられるように、来年度も気持ちを新たに頑張ってほしいと思います。